Skip to content Skip to sidebar Skip to footer

境内の花(第12弾)

お盆の最中に境内の花(12弾)をお届けいたします。

草花たちは、楚々として美しい花を咲かせて、私たちの心を和ませてくれています。

檀信徒の皆さんから、「水やり大変でしょう?!」と何気なくお声をかけていただくと、何となくホッとする今日

この頃です。

 

紅葉葵・・・花の寿命は1日です。でも次々咲きますよ。アオイ科の多年草。高さ約2メートルになり、茎は木

質化する。葉は深手のひら状に裂けていて、カエデに似る。夏、赤い大きな5弁花を開き、1日でしぼむ。北ア

リカの原産。観賞用。蜀葵(こうしょっき)。《 夏》

@@花言葉は、「温和」です。

紅葉葵

 

四季咲きクレマチス・・・剪定すると繰り返し咲く四季咲きのグループがあります。夏前に剪定した2種類です。

@@花言葉は、心の美しさ、たくらみ、高潔、旅人の喜び

四季咲クレマチス01
四季咲クレマチス02

 

禊萩(ミソハギ)・・・ミソハギ科の多年草。夏の日、水田の畦や水辺で花を咲かせています。ちょうど旧暦の

お盆の頃に咲き、前に供えられるのでボンバナ(盆花)とも言われます。ミソハギの名は、花穂に水を含ませ

て供物に水をかける風習が、禊を連想させるところから、ミソギハギ(禊萩)と呼ばれ、それが変化したものだと

説もあります。

@@花言葉は、「悲哀」「慈悲」「愛の悲しみ」「純真な愛情」

ミソハギ01

植物の世界(朝日新聞社.44巻)には、精霊棚に水をかけるのに使われるのでショウリョウバナ、ミズカケグサの

別名があると記載されています。ミゾハギ(溝萩)と呼ぶ地方もあります。

「供物に水をかける風習について、江戸中期の国学者天野信景は、昔の医書にミソハギが喉の渇きを止めるの

に効くとあるので、亡者の渇きをいやすために、この草で水をかけるのではないかと述べている。」

(図説 花と樹の大事典 柏書房)とあります。

みそ萩や 水につければ 風の吹く  一茶

ミソハギ02


(参考)@@@ http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/28misohagi.htm

Written by Gyougen

Leave a comment

CAPTCHA