西川通船路新開図 文久三年、京都において、桂川から取水して、下鳥羽から小さな川を利用しながら二条城へ達する新たな水路が開発された。江戸時代初期に開発された高瀬川に比して、西高瀬川、もしくは西川と名付けられた。その風景を描く。木津・鴨・桂川の三流が合流して淀川になる八幡あたりまで描かれ、遠大な眺めである。 西川通船路新開図 Taro-西川通船路新開図翻刻 Written by Gyougen